1991 第9号

(論文)
1. 「人間の尊厳」はどこで語られ得るか 岩切政和
2. 薬を要求する患者—欧米における向精神薬 酒井明夫
3. 日本人の権利意識—日本における精神保健法改正をめぐって— 藤原博
4. <メディカル・ファッション>—医学・医療における<流行>の意味に関する一考察— 村岡潔
5. 医学実験の倫理問題 谷本光男
6. 現代医療における<癒し>の概念について—<マハトロス>への治療戦略を事例にした医療思想史的一考察— 佐藤純一
7. 中世における<癒し>の一側面—マルボドゥス『石について』(De lapidibus)を中心とした考察— 小林晶子
(提言)
薬事教育に薬の倫理を 粕谷豊
(シンポジウム)
医療における新しい薬剤師像 司会 大槻真一郎
—薬学の立場から— 村田敏郎
—法学の立場から— 菅野耕毅
—哲学・倫理学の立場から— 堀田輝明
—医学の立場から— 伊藤幸郎
(特別講演)
薬事分野における法と実態の乖離—そ規範的観点に立った固有の薬学の独自性と存在理由の究明— 三輪亮寿
(報告)
1. ヨーロッパ医学哲学の現況—第四回ヨーロッパ医学哲学・ヘルスケア学会— 酒井明夫
2. 人命を尊重する世界医師の会(World Federation of Doctors Who Respect the Human Life) 品川信良
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